誰もに深い関わりがあるが、読む人に労力を注がせる、俗にいう悪文と呼ばれる文章があります。
早速ですが、目をそらすことなく刮目セヨ!!
日本国憲法前文
読む人間を○しにかかる最低最悪の文章です。
しかも、これはたったの一部分。日本国憲法の前文の一部分でしかないのです。
どうですか?こんな文章を書いていませんか?ここまで酷いのはなかなか書けないとは思いますが、どうして日本国憲法前文が読みづらいのか、過去の自分は言葉にして説明できなかった。
モノカキは自分の文章に長く向き合っている分、初めて触れる読者の視点、客観的に文章を見る力が衰えがちです。
少しでも多くの人に自分の声を届けるためには、前提として”他者の目”を養う必要があります。
信頼できる他者に見せ感想をもらうのが最も理想的です。それも一人だけでなく、多数の人に見せることでより平均的な意見を収集できます。
・・・・しかし全員が全員、環境に恵まれているわけではありません。私もその一人です。自分の文章を人に晒すのって、匿名性の仮面がない分、ちょっと恥ずかしいですよね。
それでも自分よがりな文章を防ぐため、私がいつも自分に課しているテクニックがあります。それがもんのすごく効果的なんです。
『一文で「、」は2回まで』
この技術はブロガーであるヒトデ様の記事にある、読みやすい文章を書くコツに書かれていたものです。
本記事はあくまで「ブログ」の書き方を解説しているものですが、このテクニックはどんな文章にも応用できてしまう優れもの。
今まで書いてきた文章を見直してみても、一部の例外を除きしっかり守っています。そう、たった『一文で、「、」は2回まで』を愚直に守るだけ、それだけで読みやすい文章に様変わり。
あんまり説得力がありませんかね?それでは、先ほどボロクソ言った日本国憲法前文を、ルールに乗っ取って添削します。
日本国憲法前文
少々手を加えたりしましたが、だいぶスッキリして見やすくなりましたね。
長ったらしくクドクド書かれた文章は、どこを一つの情報として扱っていいのかがわからず、それが読者の心をシャットアウトしてしまう”わかりづらい”の原因。
しかし、この『一文で、「、」は2回まで』のルールを駆使することで、情報を「。」ごとに収めるクセをつけることができるのです。
文章のわかりやすさに迷走していた時、本を漁りパソコンでサーフィンし、ようやく見つけたとっておき技術。ぜひあなたもその威力を実感してみては?
実践編
ここからはオマケです。
『一文で、「、」は2回まで』は、慣れてしまえば最強の武器になるのですが、いかんせん最初は慣れてないことと思うので例題を一つ。
次の文章をルールに則って添削してください。
『一文で、「、」は2回まで』
意味が通る形での模範解答↓
最後まで見ていただきありがとうございました。
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