構成パクった
Q,将棋で勝つためにはどうすればいいですか?
A,たくさんの狙いがある手を指そう
将棋は交互にコマを動かしながら、最終的に王様を追い詰めるのが目的のゲームやんな?
よって、相手より二手三手分の価値のある手を指せれば、その分だけ先に攻めることができたり守りを固めることが出来て有利に立ち回れるねん
実際プロ棋士やアマチュア、AIの対局では先手の勝率の方が高いんよ
相手より一手先にコマを動かせるので、戦いの主導権を握りやすいってことなんやろうな
実際ワシが昇段を決めた試合では、相手の銀を元の場所に追い返していたり、防御させることを強要させてるねん
そんな感じで、上手く自分のペースに持っていく盤面作りを覚えていけば、自然と強くなれるちゅう魂胆や
“たくさんの狙いのある手”の例を挙げるとすれば、王手しながらコマを取った手。コマを取りながら王様に近づく手。相手コマの効きを遮り、と金づくりも視野に入れた手。一歩で複数のコマの効きを遮る手。攻めにも守りにも効いている手。相手ゴマを狙いながら、自分のコマに紐をつける手。相手ゴマを狙いながら、相手の王様を睨む手。逃げ道を増やしながら攻撃or防御を見据えた手。逃げ道を塞ぎながら、次に詰めろをかける手・・・・
パッと思いつく限りでも、これだけのバリエーションがあるねん
けどこんなの一気に覚えられるわけないやんな?
でも、安心して欲しい。偉い人たちはこうなることを見越して、学びやすいようわかりやすく整理してくれているんや
それが序盤の定跡書であったり、中盤の次の一手や手筋であったり、終盤は詰将棋・必至問題ってことやな
“勉強するの面倒くさい!”っていうワシみたいな人は、動画でもいいので流し見することをオススメするで
“そんな時間ない!”という忙しい人は、一手・一問からでもいいからスキマ時間に取り組むのをオススメするで。たった一手・一問と思うかもしれへんけど、一週間で七手・七問。一ヶ月で三十手・三十問。これがなかなかバカにできへん
確実に言えることは、やらないよりやった方が確実に強くなれるってことや
“実戦の方が楽しい!”なんて人達は、この『たくさんの狙いがある手を指そう』を意識して指せば、将棋の上達がより早まると思うで
しかし、この『たくさんの狙いがある手を指そう』を実践する上で、気を付けないことが一つあるねん
それは将棋でもなんでも、すぐに強くなるわけではないし、なんなら前より弱くなってると感じて不安になることやんな
けど、それでええんや
ワシもそんなこと意識して毎回させてないし、なんなら毎日将棋なんて指せるわけないし、将棋のことが嫌いになって逃げてしまったこともあるやんな
それでもや。もしもしぶとくあきらめ悪くつづけていくことができたなら、ジリジリと地力がついて、だんだん強くなってくる実感が湧いてくると思うで
参考サイト
将棋には先手番と後手番はどちらの方が有利?先攻と後攻の有利性について解説
https://shoginoiroha.com/sho-advantageous.php
将棋の先手勝率=52%に騙されてはいけない
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