やぁ、こんにちは。すぐわかる将棋だよ
今回は、一瞬のチャンスを見逃すな?そんな将棋における攻めのタイミングについてお話しするね
将棋は基本的に序盤、中盤、終盤と進行していくけれど、どのタイミングで仕掛ければいいかわかんなくなっちゃったことはないかな?
攻めるタイミングを見失って、飛車角をうまく使えないまま終盤戦に突入なんて、とってもイヤな展開だね
攻めのタイミングを掴めないと、相手に先行されることが多くなってしまって、守ってばかりの戦いが多くなっちゃうよ
もちろん、守り重視が好きな人はそれでいいけれど、問題なのは攻めたいのに攻められなくて困ってる人だね
一体どうすれば、攻めのタイミングを掴めるようになるのかな?
そんな時に役立つ考え方が「スキができた瞬間を狙う」だよ
スキができた瞬間って?
離れ駒の瞬間
理由は大きく分けて三つ
一つ目は、「離れ駒の瞬間」だよ
攻撃陣を組む途中や囲いを組んでいる最中は、こちらからから仕掛ける大チャンス
なぜなら、駒と駒の連結が切れることで、とっても攻めが刺さりやすくなるんだ
例えば相手にワザをかけやすくなったり、手番を渡さずに攻めていけたり、王手がかかりやすくなるのも大事なポイントだね
相手に王手をかけることで、相手玉を先手先手で気持ちよく攻めていけるんだ
相手はワザをかけられないように消極的になるしかないけど、こちらからはやりたい放題。
攻めがつながれば、相手に手も足も出させずに勝ち切ることができちゃうよ
悪形の瞬間
二つ目は、「悪形の瞬間」だよ
悪形というのは、駒の動きが制限されてしまっている形のことだね
代表的な例で言うと、”壁銀”があるよ
“壁銀”は、玉の非常口である端への道を塞いでしまっているから、よく悪形と呼ばれるんだ
端に逃げることができないので、もしもこの瞬間に仕掛けることができたなら、簡単に相手玉を追い詰められるようになるよ
もちろん強い人はそのことをよく理解しているから、壁銀がマイナスにならないような指し手で対抗してくるんだ
金無双から矢倉へ組み替えたり、ギリギリまで金無双にしなかったり、壁銀にしても損にならないように速攻を仕掛けてきたりなど
それでも、悪形の瞬間がチャンスなことには変わりないよ
相手の主張が通る前に、こちらから開戦の火蓋を切って、有利な戦いに持ち込みたいね
打ち込みのある瞬間
三つ目は、「打ち込みのある瞬間」だよ
正面からの敵陣突破は、なかなか上手くいかないよね
その理由の一つに、攻めが単調だからと言うのがあるよ
一方向からの攻めはどこが狙われているのかの予想が立てやすくて、相手はとっても守りやすいんだ
けれど、もし駒を打ち込むスペースがあったのなら、話が少し変わってくるね
敵陣に駒を打ち込めれば、より複雑な攻めが出来るようになるよ
相手は複数箇所を同時に面倒みないといけなくなるから、攻めを受け止めるのがすごく難しくなるんだ
もしも敵陣に打ち込みのスキができたら、ここで仕掛けられないかな?を考えてみてね
とまぁ、こうした理由で攻撃するにはスキができた瞬間なわけなのです
最後まで見てくれてありがとう。ばいば〜い!
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