面白いってなに?答えは感情の振れ幅

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この小説マジおもしれえ〜。

あの芸人は面白かった。

いや面白い料理だったよ。


日本人はなにかにかこつけ”面白い”と口々に言います。

便利ですよね〜面白って。

取り合えず面白いって言っておけば、その場は切り抜けられる不思議なことば。
それが『面白い』。


でも、面白いって何がどう面白くて面白いの?

あなたは何を基準にして”面白い”か”面白くないか”を判断しているのでしょうか。

普段なにげなく使っているだけに、いざ突っ込まれると困ってしまうものです。


しかし、案外難しく考えてしまっているだけで、本当は単純な判断を下しているに過ぎません。

では一体、私たちは何を基準にして面白いかそうでないかを区別しているのでしょうか。

 

まずは”面白い”を理解しよう

 

あなたはどんな時に『面白い』と感じますか?

そんなこといきなり言われてもパッとおもいつくものじゃないですよね。

では少しマトを絞って、あなたはどんなストーリを面白いと感じますか?


唸るような興味深い作品に触れ、心が満たされた時?

王道のアツい展開に血がたぎった時?

度肝を抜かれる展開に興奮した時?

丁寧に敷かれた伏線が、一つとなって回収された時?

ヒロインのちょっとした仕草や言動にグッと来た時?


頭ではわかっているはずなのに、言葉にできないとイライラしているかたは漏れないく正解。
全部正解。面白いの基準は人それぞれですからねぇ〜。


なんとなく”面白い”が掴めてきましたか?

難しい時は逆に考えてみるのも手です。

今度は反対の質問、あなたが『面白くない』と感じるのはどんな時?


長々と字がビッシリ詰まった説明口調の文章?

奇を衒った王道から外れたストーリー?

後の展開が予想できてしまう安易な物語?

謎を煽るだけ煽って最後まで触れられない伏線の山?

薄っぺらい対応しかできないヒロイン?


さて、”面白い時”と”面白くない時”の違いとは何でしょう。

面白い時にはあって、面白くない時にはないもの。

それは・・・・ズバリ感情の有無。

 

”面白い”は感情が刺激された時に発生する

 

『面白い』の判断基準とは、自分の中である一定以上感情が揺さぶられた時に発生することを差します。

気持ちの昂りが合格ラインに達した時、始めて人は『面白い』と口にできるのです。


ですが、刺激された感情が思っていたものと違っていたり、読者の我慢が先に尽きてしまった時には時には残念ながら”面白くない”の烙印が押されてしまいます。

 

相反する感情に転換された時に”面白い”はピークを迎える

 

ジャイアン効果をご存知ですか?

まあ結構有名なんで今更なんですけど。


簡単におさらいすると、普段態度の悪いガキ大将が、ふと仲間思いでみんなを引っ張るイイ奴になると、不思議と好意的に見えてしまう効果のことを表すネットスラングです。


いつもの態度をコロッと変えただけで好かれてしまうのですから、普段から真面目に過ごしている人からしたらたまったものじゃありません。


でもこれ、効果バツグンだというのは人間ならみんな知っているんじゃありませんか?


甘いものと辛いものを交互に食べるとより美味しく感じたり。

暖かいお風呂に入ってから冷たい水風呂に入ると気持ち良かったり。

「今回の平均点は高めだぞ」と前置きされていたのに、テストの点が悲惨で頭を抱えたり・・・・。


お笑いと喋りのスペシャリストである芸人さんがステージで大爆笑を取るのが難しいように、無の状態から一気に”面白い”と思ってもらうのはとても大変なことです。


なのでストーリを例に出して考えると、始めにハッピーエンドとは真逆の苦しい状態を描き、そこをスタートにして幸せに向かって駆け上がっていく。

そんな風に真逆の感情を入れ替えて与えることで、感情をより揺さぶって『面白い』と思わせるような工夫がなされているのです。

 

まとめ

 

『面白い』とは感情を刺激された時に発生するもの。

より『面白い』を強めるためには、目的とする感情と反対の感情を相手に事前に与えていると、より目的の感情が際立って『面白い』と感じてもらいやすくなる。

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