【すぐわかる将棋】初心者にオススメ四間飛車。けど初心者が勝てない四間飛車?【第二回】

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やぁ、こんにちは。すぐわかる将棋だよ

 

今回は、オススメだけど勝てない戦法?そんな四間飛車についてお話しするね

 

四間飛車は難しい

 

将棋には大きく分けて二つの戦い方があるんだ

 

飛車が右側、つまり定位置で戦う”居飛車”と、飛車を左側に移動させて戦う”振り飛車”だね

 

中には動かしているのに”居飛車”と呼んだりする不思議な分け方だったりするけれど、飛車を動かさないと囲えないのを振り飛車、飛車を動かさずに囲えるのを居飛車と大まかに区別するよ

 

さて、将棋に興味を持ってくれた初心者の人はまず初めに”居飛車”か”振り飛車”かのどちらかを選ぶことになるんだけど、昔からたびたび論争が巻き起こるのが”振り飛車”の”四間飛車”を初心者にオススメするかどうか?という話だね

 

“四間飛車”は公式記録では江戸時代から指されている歴史ある戦法で、ウォーズ内でも最も多くの人が愛用している優秀な戦法なんだ

 

それなのに、”初心者にオススメしない”という声があるのはなんだか不思議だね

 

結論から言うと、 “四間飛車”はとても難易度の高い戦法なんだ

 

攻めづらい・カウンター戦法・逆転負け

 

理由は大きく分けて三つ!

 

まず一つ目は、『攻めるのが難しいから』だよ

 

将棋の格言には”攻めの基本は飛車・角・銀・桂”と言葉がある

 

けれど、四間飛車は銀と桂馬が使いにくい陣形になっているんだ

 

銀や桂馬の移動場所に角と飛車が居て、攻めに参加させるには一工夫が必要になってくる

 

結果、四間飛車というのは自分からは攻めづらい戦法ってことだね

 

二つ目は、『カウンター戦法だから』だよ

 

そもそも振り飛車の真価は、相手の攻めを利用して反撃するカウンターにあるよ

 

相手の攻めを受け止めるというより、相手の攻めを受け流しながらチャンスを伺うということだね

 

特に四間飛車は攻撃力の低さからその性質が強くて、相手が攻めてくるまで無駄な手を指して待つという”手待ち”が推奨されているくらいなんだ

 

ここで問題になってくるのが、”カウンターのタイミング”だね

 

相手の攻めに的確なカウンターが準備できないと、一方的に攻められてとても負けやすくなってしまうんだ

 

相手の攻撃に間に合うよう準備し、攻撃を仕掛けてきた一瞬の隙を突いて渾身の一撃を放つ

 

最近まで四間飛車で負け越していた私にとっても、このバランス感覚というのはとっても難しいんだ

 

三つ目は、『逆転負けしやすい』だよ

 

四間飛車は攻撃力が低く、相手からの攻撃を待つ性質上、終盤はどちらが先に玉を詰ませられるかというスピード勝負になることが多い

 

決して片美濃囲いや高美濃囲いが弱いわけではないのだけれど、たくさんの人が指す優秀な戦法だから、その分戦い慣れている人が多いよ

 

一方的な展開にしづらい四間飛車の構造上、序盤中盤どんなにリードしていても、スピード勝負に持ち込まれて逆転されてしまうというのは珍しくないんだ

 

攻めも、守りも、どちらでも

 

では、ここまで “四間飛車”のデメリットを三つ挙げてきたけど、それなのにどうして人気な戦法なのかについてお話しするね

 

四間飛車の最大の利点は、攻守のバランスの取りやすさ

 

相手からの乱戦を防ぎつつ、対急戦・持久戦にも対応できる手の広さが魅力なんだ

 

というのも、将棋が強い人は、必ずしも四間飛車で戦わない

 

必要であれば飛車を振り直し、相手の弱点を攻撃する準備をしたり、相手の攻め・守りに有利な陣形へ組み替えていくことで有利な状況を作り出すってことだね

 

まず初心者の内はいろんな戦法を試してみて、勝ちやすいなと感じるものを深く勉強してくことをオススメするよ

 

とまぁ、こうした理由で四間飛車は”オススメだけど勝てない戦法”なわけなのです

 

最後まで見てくれてありがとう。ばいば〜い!

 

!テスト!

 

この棋譜は、私が四間飛車を指した時の渾身の棋譜だよ

 

 

手筋の飛車回りからの一連の流れがうまく決まった格好だね!

 

!テスト!

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