やぁ、こんにちは。おおきなかぎだよ
今回は、真の優しさは取るに足らない?そんな小説内における優しさについてお話しするね
細々という一解釈
物語には時として、もうこれ以上ないってくらいのどん底を経験することがあるよ
なんとか励まそうとするけれど、”ほっといて!”と拒絶されちゃうのはあるあるだよね
衝突して、グチャグチャになって、結び直して。もう一度立ち上がった時、二人の仲がより強固になるのは、これ以上ないってくらいの王道展開だ
そんな物語をより味わい深いものにしてくれるシチュエーションだけど、どんな優しさが受け入れられるの?と聞かれると、なんだかとっても困っちゃう
誰かを振り向かせるためには、どんな優しさが必要なのかな?
そんな時は、この言葉を思い出して?
スバリ!「優しさとは細々」という考え方だよ
なぜ優しい=細々なの?
見抜く
理由は大きく分けて三つ
一つ目は、『見抜く』だよ
静岡県で運営されているハンバーグチェーン「さわやか」は、連日長蛇の列ができるほどの大盛況
長い時には520分待ちという、ディズニーランドもびっくりな待ち時間を記録するくらいの超有名店なんだ
どうして「さわやか」はこれほどまでの支持を集めているのかな?
それは、お客さんが求めているものを見抜いて寄り添ってきたからなんだ
店舗拡大で味や接客の質が落ちた時は、メニュー数を減らし。BSE問題で牛肉に不信感が高まった時は、自社工場を建てて安心・安全をアピールし。新型コロナウイルスの感染が拡大した時も、いち早く休業の判断を下したり。その行動は終始一貫しているよ
今の「さわやか」が静岡県で不動の地位を確立しているのは、お客さんの細々した要望を見抜き応えてきた優しさがあるからなんだね
小規模
二つ目は、『小規模』だよ
「さわやか」はこれほどまでの人気と支持を集めているのに、どうして全国展開しないのかな?
それは、全国展開してしまうと、お客さんに寄り添うことができなくなるからなんだ
「さわやか」では、牛肉の調達・解体・加工・輸送の管理を自社で行なっているよ
だから、どこよりも新鮮でおいしい、安心・安全なお肉をお客さんに届けることができるんだね
けれど、もしここで店舗を増やすとなると、人員がたくさん必要になってくるんだ
水準に達するお肉を安定して用意しないといけないし、解体・加工する工場も建てる必要が出てくるし、輸送網も増やしたり見直さないといけなかったりと、仕事がいっぺんに増えてしまうよ
すると品質・味・接客にまで目が届かなくなって、とてもお客さんに優しいとは言えなくなってしまうね
そうならないために「さわやか」は、店舗を静岡に限定して細々と営業しているんだ
要望に応えて全国展開することが全てじゃない。小規模でも、訪れるお客さんを笑顔にしていくことが、本当の優しさなんじゃないかな?
継続
三つ目は、『継続』だよ
お客さんの要望を見抜き、小規模ながらそれに寄り添ってきた「さわやか」
けれど「さわやか」の真の優しさはもっと先にあるんだ
肉にこだわり、鮮度にこだわり、安心安全にこだわり、教育にこだわり、炭火焼きにこだわり、体験にこだわり
たとえ人員が増え、面倒で、コストが増したとしても
お客さんに寄り添い、大切にし、継続していこうとするその姿勢。それこそが「さわやか」の誇る真の優しさなんだよ
とまぁ、こうした理由で優しさとは細々なわけなのです
最後まで見てくれてありがとう。ばいば~い!
参考
げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか
【ゆっくり解説】静岡限定の炭焼きレストラン”さわやか”の待ち時間が長すぎる理由について
「さわやか」コロナ対策で休業延長…静岡県下で展開全33店舗
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