やぁ、こんにちは。おおきなかぎだよ
今回は、失うことは愛すこと?そんな小説内における愛についてお話しするね
失うという一解釈
小説を読んでいると、愛し合う二人が出てくることがあるよ
紆余曲折をへて二人がゴールインするのって、とっても素敵なことだよね
でも、愛するってどういう状態?って聞かれると、なんだかとっても困っちゃう
愛を魅力的に演出するためには、どんなことに気をつければ良いのかな?
そんな時は、この言葉を思い出して?
スバリ!「愛するとは失うこと」という考え方だよ
なぜ愛する=失うなの?
価値
理由は大きく分けて三つ
一つ目は、『価値』だよ
ロミオとジュリエットの両者は、因縁の名門出身だよ
当然、二人の恋は許されざるもので、二人は自分たちの運命を呪うんだ
それでも諦めきれない二人は、密かに結婚式を執り行うよ
両家の承認を受けていないから、もしバレてしまえばタダでは済まないね
結婚を無効にされるのはもちろん、接触そのものを禁じられてしまうだろうし、勘当される可能性だってあるよ
けれど、二人はそんな事では臆さないんだ
地位、名誉、お金、安定、将来、命さえ失っても構わない
そんな代え難い価値が、二人の愛にはあるんだね
日常
二つ目は、『日常』だよ
誰かを愛して失うのは”価値”だけじゃないんだ
愛には、いままで過ごしてきた日常も激変させてしまう力があるんだよ
二人の時間を過ごすためには、自分の時間を削らないといけないよね
それは趣味かもしれないし、一人の時間かもしれない。友達との時間、親との時間、食事、睡眠、娯楽、仕事、勉強かもしれない
子供が産まれれば、大切な人との時間さえ削る必要に迫られるよ
どれを優先してどれを削るか切り捨てるかは、人それぞれだ
けれど、人は愛するものが増えていくと、必然的に自分だけの日常を過ごせなくなってしまうんだ
その良し悪しはともかく。愛を優先すると、これまで通りの日常を送ることはできなくなってしまうってことだね
想い
三つ目は、『想い』だよ
愛する人と結ばれるために必要ならば
“価値”を手放し、”日常”をも手放す
それだけ見ると、とっても無謀な行動に思えてしまうね
けれど、愛に目覚めた人は躊躇なくそれを実行に移せるんだ
なぜなら、自分の全てを捧げてでも幸せにしてあげたい人がいるからだね
結果どんなに不利な状況に追い込まれ、命の危機に瀕しても
相手を想う強い心は、決して折れはしないんだよ
とまぁ、こうした理由で愛するとは失うことなわけなのです
最後まで見てくれてありがとう。ばいば~い!
参考
【100秒でわかる名作劇場】ロミオとジュリエット
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