やぁ、こんにちは。おおきなかぎだよ
今回は、みんな違っていい鏡?そんな物語におけるキャラクターについてお話しするね
鏡という一解釈
小説を書きたいってなった時に必要不可欠なのが、作中内で登場するキャラクターだね
素敵な作品には素敵な登場人物が不可欠。葬送のフリーレンを例にすると、主人公のフリーレンを始め師匠のフランメ。冒険のきっかけを作った勇者ヒンメル・僧侶ハイター・戦士アイゼンの魔王討伐パーティー。新たな旅の道連れになるハイターの教え子フェルン、アイゼンの弟子シュタルク、ついでにザイン。敵キャラの七崩賢も魅力的で、一時期世間を賑わせてたね
それじゃあ、オリジナル作品の時はどうすればいいのかな?
世の中には、たくさんのキャラクター指南書が出回っているね
けど、どれが自分に合った方法かなんて一目じゃわからないし、確かめるにもすごく手間だ
そんな時は、この言葉を思い出して?
スバリ!「キャラとは鏡」という考え方だよ
影響を受ける、与える・感じ方・共鳴
理由は大きく分けて三つ
一つ目は、『影響を受ける、影響を与えるから』だよ
作中を通して、キャラクターにはさまざまな体験が待っているよ
能動的にしろ受動的にしろ、そして結末の良し悪しに関わらず、最後にはそのキャラに何かしらの変化が起こっているんだ
これは起こった出来事に影響されて、変化が起きたと言えるね。経験値を稼いでレベルアップ。成長したってことだ
そして、この現象は出来事だけじゃなくて、人の言動や行動によっても引き起こされるよ
究極的に言えば、物語とはこのキャラクターの変化を追ったものだと言えるね
二つ目は、『感じ方が違うから』だよ
同じ体験をしたはずなのに、全く違う反応をしている場面を見たことはないかな?
なんでこんな違いが生まれるんだろう?
これは、例え同じ情報でも、受け取り方が違ってくるからなんだ
ガラスに銀を薄く吹き付けたものと、黒曜石を光沢が出るまで磨いたもの。ピッカピカの新品と、腐食が始まった中古。空気の澄んだアラスカで、常夏のクアラルンプールで
全く同じ景色を作って映し出したとしても、”完全一致”とは言えないね
そのキャラの性質・状態・環境に左右されて、同じ情報でも違う見方ができるんだ
だから行動一つとっても、あるキャラには好かれて、またあるキャラには嫌われてしまうなんて事態が起きてしまうんだね
三つ目は、『共鳴するから』だよ
影響を受けたり、影響を与えたりするというのは最初に書いたね
これには実はつづきがあって、グループ内でこの行為が繰り返されると、影響力が増幅されて時には過激になっていくんだ
“エコーチェンバー現象”という名前がついていて、SNSの弊害として、社会問題となっているね
一番わかりやすいのは、”恋のライバルが現れた!”とかかな?
友達以上恋人未満のキャラ同士の間に乱入者が割り込むことで、物語が一気に加速する感じだ
ヒロインは好きな相手を取られまいと、どんどんとアプローチが過激になっていって、優柔不断だった主人公には選択が迫られる・・・・なーんてシチュエーションが起きたるするわけだね
とまぁ、こうした理由でキャラクターとは鏡なわけなのです
最後まで見てくれてありがとう。ばいば〜い!
参考
霊を呼ぶ16世紀英国の鏡、起源を調べたらアステカ。テスカトリポカの鏡だった

【土潤溽暑】
日本は恵まれた国 世界はもっと高温多湿だった

人があくびをする理由 なぜ伝染するのか? 呼吸器内科医が解説

コメント